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ある企業での5日間の実習参加の報告

私は2025年7月28日から2025年8月1日までの5日間、ある企業での実習に参加してきた。 実習内容の概要は以下の通りである。

  • 当該BPO業務の適性判断のためのトレーニング
    • データ項目を分類する精度
    • 画像データを取り扱う精度
    • テキストを入力する精度

中々取り扱いが難しい領域のため、詳細はBPO業務について各自調査していただきたい。 ここでは、当該現場での私自身の活動姿勢と担当者側からの総合的な評価を記載するに留める。

気をつけてきたこと

  • 失念した指示についてはその都度再確認した。
  • 現場での時間の流れに忠実に沿うようにした。
  • 体力の消費を最小限に抑え、業務をバランスよくこなせるように努めた。
  • ある程度自前でのチェック作業を求められた作業について、可能な限り入念にチェックした。

失念事項の再確認

いくつか変則的な作業があり、その内容をまだ失念しがちな側面を自認したため、担当者に都度再確認を行った。

結果

失念した事項を思い出すことに成功した。

課題

一方、それとは別に存在していたルールを見落としており、再確認できた部分については正しかったが、残りの部分で失敗した。

対策案

  • 図を交え、より正確な確認作業が成立するように努める。
  • 復唱や入念な確認を留意する。
  • 提出前に作業の結果を改めて確認する。

現場の時間に沿う

遅刻はしなかったが、作業開始の準備が早すぎ(朝礼前にデスクトップ画面を開きすぎ)たり、タイムカードへの打刻(主に退勤時)が早すぎたりして、一度注意を受けた。 そこで、朝礼が済むまでは出勤時の打刻、着席および筆記具の準備以外の行動を取らず、終礼後から退勤のチャイムが鳴るまでの間は何もしないようにした。

結果

上記に関して再度注意を受けることはなくなった。

課題

おそらくは、私生活におけるPC操作の習慣が実習先で出てしまっていた。

対策案

  • 周囲の動きをよく観察し、その時々で許されている行動をよく覚えておく。

体力消費の抑制

休憩時間中にスマートフォン操作や読書等を行うことは許可されていたが、眼や脳が疲労することは理解していたので、食事後にはただ眼を閉じ、敢えて何もしないという選択をした。

結果

夕方の退勤のタイミングまで、比較的安定したペースで作業に取り組むことに成功した。

課題

座り続ける時間の方が長い作業では、まだまだ脚部の血行に対する負荷により疲労しやすいようだ。 実習先では、正午と15時の休憩時間を除き1時間に1回全員でストレッチを行う義務があり、当然私自身も参加していた。 身体疲労や眠気に効かなかったわけではなかったが、それでも退勤時刻に近づく頃には疲労と共に集中力が低下しはじめていた。

対策案

  • 社外でも適度な運動を行い、基礎体力(特に血行面)を向上させる。
  • 座る時間が短い現場に切り替えて応募していく。

入念なチェック

各作業は最終的には担当者側が採点するルールであったが、とりわけ最終日に行われた実習は提出前に自前での一定のチェックが必要なものであった。 したがって、数値・日付といった要素を初め、読解に不安が残った部分はその都度反復して確認を行い、精度の向上に努めた。

結果

  • 全体としての精度は問題なかったようだ。
  • 接続詞、助動詞や句読点の過不足および日付・数値といった要素に関してはほぼ正確に入力できたと感じた。

課題

私自身の聞き取り不足につき、文体としての区別がつきにくい要素(画面端での句点の後の折り返し、ハイフンか長音か区別をつけにくい位置にある「ー」等)を区別しきれないまま、独自判断で処理してしまった。

対策案

  • 事前説明に含まれなかった要素であっても、積極的に質問・確認を行い、より正確に理解できるように努める。

担当者側からの総合評価

実習の最終日付近に、通所中の就労移行支援機関側の支援担当者を交えての面談があった。 そこで述べられたことを要約すると、以下のようになる。

  • 結果: どの担当者からも概ね良好であった。
    • 作業の精度: 問題なし。
    • 勤務姿勢: 問題なし。(特に不明点を早めに質問しに行っていたのが好評であった)
    • その他(主に2日目について):
      • スニーカーで勤務していた。特段事情がある場合はその旨伝えて欲しかった。
      • 現場のルールに慣れるまで多少時間がかかるが、一旦慣れると問題なく動けるようだ。

スニーカーでの勤務

これは特に事情や理由があったわけではなく、(実は初日にも間違えて履いたまま通勤していたのだが、)「最初のその時点で特段指摘がなければ許容されている」と見なす私自身の価値観からであった。

2日目にスニーカーでの勤務に関して指摘を受けたため、(当然ではあるが)その場で謝罪の上、後日からは革靴に履き替えて勤務した。

今後は前提を「スーツの現場では基本的には革靴が想定されている」と入れ替え、より慎重に身だしなみを確認していく。

ルールへの適応に多少時間かかる

これは2日目の退勤打刻の早とちりや、初日の通勤時に現場では許可されていない「自前のメモ帳の取り出し」を行ってしまったことへの指摘であろう。 私生活でのライフスタイルからの影響もあり、こればかりは勤務開始後すぐに切り替えを完了させる自信がない。

従って、日々の業務を通して何度か身体に染み込ませることで「解決(あるいは緩和)した」としたいところである。

以上。